建物を解体した後に駐車場にする場合、気になるのはその費用と業者選びです。
こちらでは、建物を解体した後に駐車場にすることについて、費用や業者選び、メリット・デメリットを簡単に解説しますので参考にしてください。
建物を解体した後に駐車場にする費用
建物を解体した後に駐車場にする費用相場は、目安として「1平方メートル単位で3000円から10000円」です。
目安の1平方メートル単位の相場については主に舗装で異なり、一般に「砂利<アスファルト<コンクリート」で舗装費用が高くなります。
また、収益が見込める地域によっては屋根を設けるなど、高級な資材を投下しても回収出来る場合もあります。
舗装の良し悪しは周りの駐車場状況を見たうえで判断すれば良いですが、多くの場合には土地活用見積り業者に相談して決めるのが一般的です。
月極駐車場とコインパーキングはどっちを選ぶべき?
月極駐車場とコインパーキングのいずれが良いかは、解体後の土地活用方法や立地によるところが大きく、土地活用の専門家などに相談して決めることをおすすめします。
月極駐車場とコインパーキングはどっちを選ぶべきなのかは、主に立地によって変わってきますが、消極的な運用を考えている土地オーナーからすれば初期費用の回収が判断ポイントになります。
駐車場の舗装状況などで駐車場にする1平方メートル単位での費用は異なり、またコインパーキングなどの場合にはゲートやカメラ、料金徴収機など高級な舗装と機材が必要になります。
駐車場の土地活用については、「とりあえず駐車場にでもしておくか」といった、どちらかというと遊休資産を消極的な理由で活用する目的が多いので、初期費用と回収、そしてその後の土地活用方法で合理的に計算することが望ましいということなのです。
家を壊した業者に任せられる?
家を壊した業者に対して駐車場にしてもらえるかどうかは業者次第といえますが、可能であれば任せると費用や手間の点で得な部分があります。
- まとめて依頼出来るので移動などの経費節約分だけ有利
- 簡易的な舗装であればガラ(コンクリートなどの廃材)を砂利として活用出来る場合があるのでコスト面で有利
- 別に業者を探す必要がないので手間が掛からない
一方で、解体工事をした業者が施工せずに他業者へ丸投げする場合がありますので、このようなケースでは紹介料分だけ損することに加えて、どんな業者が関わるか分かりません。
そのため、解体工事を依頼する業者に連続して駐車場を造ってもらえるか確認したうえで依頼したいところです。
解体後に駐車場にするメリット
解体後に駐車場にするメリットは、空き地を無駄に寝かせておくこと無く活用出来る点です。
駐車場にするコストは、最も低コストな砂利駐車場であれば対応する業者や廃材利用などによって解体の延長上で行うことが出来ますので、土地活用方法としては破格のコストで運用出来ます。
また、直近で活用しない場合でも駐車場での活用であれば後に用途変更しやすい点があります。
「後の土地活用を考えたうえでそれまで駐車場にしておく」という理由で駐車場にする方が多いと考えています。
解体後に駐車場にするデメリット
解体後に駐車場にするデメリットは、税金面で住宅に関連する減税が受けられなくなること、土地活用効率が良くないことです。
これは、駐車場となることで土地用途として住宅以外になってしまうので住宅用地の特例措置が適用されず、「固定資産税や都市計画税」が増えるという支出面でのデメリットがあります。
一方で、「特定空き家」に指定された場合も同様のデメリットがありますので、このようなケースでは住宅用地の特例措置が受けられない点は、意思決定を行う時点においてはデメリットとして考慮する必要がなくなります。
次に、駐車場については土地活用の効率が良くない点があり、単純な物件収益性と単層で利用する場合が多いという物理的な活用不良があります。
単純な収益性は、駐車場として貸し出す金額は、住居・テナントにするというよりも劣ます。
また、物理的な活用不良については、またほとんどの場合に駐車場は多層利用しない点からも分かることです。
(高収益が見込める都心では機械式などの駐車場にするかもしれないがそれなら住居などのほうが収益は当然多くなる場合が多い)
メリットの点でも指摘したように、解体後に駐車場にして土地活用するという場面は、どちらかというと消極的な選択です。
中期的には別の土地活用方法や売却計画の一環となっているケースがありますので、期間的な損益計算の見積りが必要です。
土地活用方法が決まっているなら連続して任せると少し得
土地活用方法を駐車場として決めている場合は、解体業者に対して連続的に依頼することでコスト面の得が出来ます。
都心や政令指定都市の中心部などを除けば、駐車場による土地活用はつなぎとして利用する場面が多く、その点で重要なのは「投下資本の回収」です。
この点で、初期費用を極限まで減らすことが活用効率が悪い駐車場運営の成否を握っているといえます。
一方で難しいのは、土地活用方法を先に考える場合には土地活用業者に対して先に相談する必要があり、そうなると解体工事業者はその業者から紹介を受けるケースがあります。
この場合に、相見積もりなどによって業者比較が出来ないので、この状況が高いのか安いのかを比べることが出来ず、どのような業者に当たるのか自分で選べないのも心配事です。
そこで、こちらでおすすめしているのは、解体業者を相見積もり選べて、さらに土地活用まで考慮してくれるネットサービスです。
前に説明したように、駐車場経営は初期費用を抑えたうえで運用するからこそ「土地を寝かせておくのはもったいない」と消極的な運営が出来ますから、出来れば最初からある程度は駐車場運営の売上見積りは考えておく必要があります。
すでに身内や友人などに頼れる不動産屋がいる場合は別として、そうでない場合や業者費用の比較などをしたい場合には、ネットサービスを試してみてください。
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